ドア通信INFORMATION
トイレの演出
2022.08.23
トイレの演出、ちょっとこだわってみませんか?
トイレなんて力入れる場所じゃないでしょ~というのはもったいない。トイレこそほかのお部屋とは少し違ったテイストにして非日常感を味わいたいという施主様がD.O.Aでは割と一般的です。
もうかなり定番化している演出の一つが照明の付け方です。実はあまり考えたことないかもしれませんが、トイレに限らず照明の手法だけで雰囲気は圧倒的に変わります。少し前にお引き渡しをしたお客様は、旅先の宿のようなトイレが我が家にある!と喜びを表現してくださいました。
今回はそんなD.O.Aの定番トイレ演出をご紹介します。
この演出はもはや1物件に1か所はこの仕様のトイレと言えるぐらいD.O.Aのド定番。ご覧いただくとわかる様に天井には照明がありませんがこの明るさ。しかも撮影時間は夜です。
天井に照明がないと掃除ができないから・・・とこの演出をやめる方や天井にも照明が欲しいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、ご覧の様にトイレ周りの汚れが気になるところはすべて明るく照らされていますので、掃除ができないというのはあまり心配しすぎなくて大丈夫です。個人差がありますが付加することはオーバースペックかもしれません。
壁に手洗い器が付いている事例ではこんな方法もご提案しています。どちらも天井に照明はありませんがトイレから下が明るく照らされています。
写真左は収納を充実させ、なおかつトイレに入ったときにディスプレイエリアをしっかり見せる手法です。写真右は手すりのように少し体重をかけられる工夫をした演出です。
こちらはどうしても出てしまう下がり壁を利用した演出です。天井からちょっと下がったところに光源があるというだけで非日常感が出ます。
子供が怖がるからトイレは明るく~というご心配もとてもよくわかりますが、子供さんこそ間接照明の方が光源との距離が近い分明るく感じています。また、私達よりも先輩世代になるとおやすみ前に明るい光を浴びてしまうと寝付くまでに時間がかかるという話を聞きます。お休みの途中にトイレに起きた場合もしかり。
日本の住宅はまんべんなく明るいという話を聞いたことはありませんか?あかりを少しだけグローバルな考え方にかえてみませんか。