性能とデザインは共に進化する空間工房[ドア]

ドア通信INFORMATION

ＰｅＰｅという椅子。

2021.06.10

D.O.Aで取り扱っている宮崎椅子製作所の家具。

選ばれる人気ナンバー１の椅子といえばPePeアームチェアです。そのPePeが選ばれるエピソードをいくつかご紹介します。

●オーナー様以外のお客様の場合

大方のお客様が、〇〇チェアに座ってみたいと思いまして～。皆様いろいろ知識をお持ちの方が多いです。お目当ての椅子をご案内して少しお話を伺い、そのあとPePeをご紹介してみます。え！？いいですね！ご夫婦でいらした方は、ちょっとこれ座ってみて！あ！いいね！なんか想像と違いました！

という反応です。

●建築中のオーナー様の場合

一通り座らせてもらいたいです～。いろいろ試してご夫婦でどれがいいかお話をされると、実は僕はこれが座りやすかったんだけどどう？私も同じ！なんか印象違うよね。ちなみにD.O.Aさんのお客さんによく選ばれる人気の椅子はどれですか？あ、やっぱり。納得です！座らなきゃわからないもんですね。

皆さん、似たような反応をされます。その気持ちとてもよくわかります。実は私も最初座るまで全く眼中にありませんでした。(PePe、村澤さんごめんなさい・・・)　と言いますのは、D.O.Aで宮崎椅子製作所を取り扱い始めた頃は現在のD.O.Aの主流である優しめデザインに至る前のシンプル路線の時代でした。最初のころは断面が四角(どちらかというと小泉誠さん寄り)のものが雰囲気には合っていましたから。

転機はナチュラルドアという自然素材と白木をベースに作り上げる和モダンスタイルをラインナップに加えた頃でした。あるオーナー様から県外の店舗で座ってきたらとても座りやすかったの。ちょっとD.O.Aさんの印象とは変わるけどこれどう思いますか。という声でした。

私もそれまで食わず嫌いだったのでしょう。座ってみて感じた感覚は今もよく覚えています。同時に“色と素材の組み合わせで印象は変わりますよ～”と住宅の打ち合わせの時によく自分で言っているわ！そこが面白いところだった！と思い出しました。

シンプルでモダンな空間はその空間に合わせて変えれば溶け込みます。椅子の役割を思い出させてくれたＰｅＰｅのエピソードです。

画像　あさかこころクリニック様