ドア通信INFORMATION
DOAの家に住んだ知られざる体験談 ~ミニマリストになる?体のリズムが整う?~
2024.11.30
DOAの家のオーナーである私を含む弊社スタッフによる実体験の話をしようと思います。
Ua値やC値などいわゆる紙面の上での性能値。(もっと性能が正確に現れるQ値というのもあるので調べてみてくださいね。)
DOAでは間取りがおおかた確定した時にすべての家の性能値を計算で出しています。もちろんQ値も含めて。
計算上で“この家は性能のいい家”というのはわかりますが、その家に住む人のリアルな日常の話を聞いたことはありますか?又は数時間過ごしたことはありますか?
見学会では1時間程度しかその家を体験できないので、中々「本当の暮らし」は想像しにくいですよね。
今回は実際にDOAの家に住むスタッフが性能のいい家に住んだことで味わう日常の体験談をご紹介しようと思います。
その時代のセオリーの性能だけでは追いつかなくなる
気温がぐんと下がった頃。10月なかばの話。朝7時頃の外気温14度を指していた日の話です。
社内でのなんとなしの会話。
Aさん:いやぁ、こたつ出しちゃったよ。
私:え!?早いですね。
Aさん:そうかな。この間ちょっと気温下がったときにエアコン暖房しちゃったよ。だって朝晩寒くない?
Bさん・私:まだ寒さ感じないですよね。だってまだ室温23℃ぐらいありますよね。今が一番快適~。
Aさん:え!?そうなの?
朝晩の外気温14度前後。D.O.Aの家はまだまだ暖房は必要ありません。
Aさんは25年以上前に高気密高断熱住宅の会社で家を建て、Bさんは15年ほど前に、私は3年ほど前にD.O.Aでそれぞれ建てました。
建てた家で暮らしは大きく変わります。Aさんが建てた住宅会社も当時は県内ではここだけというくらいかなり断熱を強化していた会社でした。
そんな当時の高い性能を用いた家でも25年後の住宅には叶わなくなってきています。
Aさんの家で肌寒いと感じるのであれば、断熱の概念にかすっていない会社は一体どれだけ寒いのでしょうか・・・。
快適すぎて洋服選びをミスる
上記の会話は断熱を強化した会社で建てた人たちだけの会話です。
他の住宅会社で建てた人の会話を聞いてみないとわかりませんが、県内の天気予報などではみなさん口々に暖房を始めました~、こたつが必要~、と聞きますよね。私達にはこの時期にはまったく実感のない話です。
この話には実は続きがあって、Bさんと私でこの時期の服装選びの失敗について盛り上がりました。
どの部屋でも変わらず室内が23度の状態だと、外もそんなもんであろうという錯覚に陥ります。
私:『今日うっかりブラウス一枚で会社来ちゃって失敗』
Bさん:『外出たら案外温度低かったですよね、子供大丈夫だったかな』
これは私達だけがうっかり者なわけではなく、羽織る物を持たなければいけないほど外が冷えていることに気づいていないというDOAのオーナー様でもよくある話です。
そんな失敗を繰り返すので、オーナー様にはご入居後、外の温度がわかる温度計を置くことをお勧めしています。私たちも自宅には置いていますがそれでも季節感がわからず失敗することが多いんです。
快適な家だから知らず知らずにミニマリスト傾向
寒くない快適な家に住むと荷物が減ります。どういうことかわかりますか?私は高性能住宅で暮らしはじめるまで全くわかりませんでした。住んだからこそ気づいた嬉しい出来事です。
少ないエネルギーで家中過ごしやすい温度。そうなると暑い寒いという極端な肌感覚が減ります。一年を通して温度のアップダウンが減ると、家での服装はおのずと軽装に。
分厚い部屋着や分厚い掛け布団はオーバースペック。厚着をしても動きづらいだけです。むしろ汗をかくので脱がないと風邪をひいてしまうでしょう。
そうなると、分厚い服や布団がいらなくなり、クローゼットに空きができます。
さらに、クローゼット内にどこに何があるか把握しやすくなり、無駄買いや着ない服が減ったように思います。稼働率の高い使いやすいクローゼットが作れるのです。
整理整頓されたクローゼット見ていると、『こんなにスペースいらなかったね』という心のゆとりさえ生まれます。なんか私ってミニマリスト?ちょっと嬉しくなりませんか?
冬は布団から出られない。え?どうして?
「寒くて起きられない」「お風呂が寒くて入るのが億劫」「トイレ行きたいけど部屋出ると寒いから我慢しよ」冬によく聞く、こんな言葉。D.O.Aの家ならそんな生活は無縁です。
寒くて○○ができない という会話はD.O.Aの家に住むと皆無です。だっていつでも快適温度。
床も冷たくないので冬もスリッパなど履かないオーナー様の方が多いです。
体のリズムが変わった
温度差が少ない環境は体への負担が少ないことはだいぶ知られてきたことです。断熱、機密をしっかり行った住宅は温度差の少ない環境を作りやすくなります。
外張り断熱(DOAは外と内両方のW断熱)の住宅は構造躯体の外側を断熱材が覆っているので断熱性能がとても高いです。
女性に多い冷え性、冷えによる生理不順、年齢が上がると気になる血圧のアップダウン。
足裏から冷たさが伝わり寒さを感じたり、温度差のある空気に触れるという事がなくなるので上記のような体への負担が大きく減ります。
実家に行っても泊まらず帰る だって寒いから・・・
お父様お母様には大変申し訳ない話なのですが、D.O.Aで建てたオーナー様に聞くと、家を建てる前と後ではご実家に遊びに行くものの、日帰りすると答えた方が圧倒的に増えました。もちろん遠方にお住いのご両親様の場合は別で、日帰りできる距離の方のお話です。それほど住環境が与える影響は大きいという事です。
気密性が良すぎて家の中の音が良くも悪くも聞こえる 外に漏れないから。
D.O.Aの家は性能がいいです。その弊害もあります。様々な対策は練っておりますが、家の中の音はよく聞こえます。
例えばどこかの部屋で電話をしていたら、たとえ扉を閉めていても「なにかしゃべっているな」というレベルで声が聞こえます。吹き抜けのある家では1FのリビングでTVを見ていれば音量によりますが2Fの子供部屋で音が聞こえます。平屋ならなおさらですね。
実体験の話が一番リアルで面白い
D.O.Aの家に住む方の実体験、いかがでしたでしょう。
家はその家族の生活を変えます。今回の様に実際住んでどうか、という話をいいところとそうでないところの暮らしのシーンを聞いてみるといいと思います。
ちなみに11月上旬の現在、朝晩の外気温8度前後ですが、Bさんと私の家はまだ暖房をつけておりません。それでも室温がBさん宅で19度、私の家で21度。昼間の日射取得でさらに上がるのでもう少しこのまま過ごすでしょう。
D.O.Aの家づくりは設計段階で性能値を出すだけではなく、お住まいになってからも温度が快適か、光熱費がどうか など一邸ずつ異なる間取りに対してフォローしております。
設計時の性能値は施工の腕によって変わってしまいます。D.O.Aではそのようなことが無い様、いつも決まった腕のいい職人さんにお願いしており、年間の棟数を変えることなく品質の安定を心がけています。
次回の見学会は12月中旬です。もし寒ければ性能を体感できるかと思います。
性能がいいと自信を持っている会社の完成見学会は暑い、寒いが顕著に現れる季節が体感できる絶好のチャンスです。
完成見学会は12/から2週に渡って開催予定です。
期間中は平日も見学可能ですので、ご希望の日時をご連絡ください。
12/7,8,14,15のご予約もお待ちしております。
詳しくはトップページの見学会のお知らせをご参照ください。