オーナー様の声OWNER'S VOICE

木の心地良さに、癒されて暮らす。

VOICE09

M様邸竣工H28.7

木の心地良さに、癒されて暮らす。

子どもたちと一緒に、家事や遊びを楽しむ。
歳月を重ねても、家族が仲良く暮らせる家。


大きな吹き抜けのリビングから
すべての空間がつながりのある住まい。

静かな住宅街の一角に佇むM様邸。敷地に対して建物の方向が傾いているので、外から見ると「んっ?」と目を引きます。これには理由があります。家を南西方向に傾けることで、近隣の家の見え方を最小限に抑えられ、また4台分の駐車スペースを作ることができました。リビングダイニングの窓からつながる庭も広く設けることができ、植栽から四季を感じることができる眺めです。

リビングの上部は大きな吹き抜けがあり開放感があります。この吹き抜けはキッチンやダイニング、和室のある1階と、2階のそれぞれの個室につながっていて、どこにいても家族の気配を感じる住まいです。

開放感のある住まいは、子どもにとって「楽しい遊び場」。肌触りの良い無垢の木の床を走りまわっています。


木が気持ち良いから、裸足で過ごす。
家族が一緒にいる時間が、なにより大切なものに。

木を感じる住まいに憧れていた奥様。床やオリジナルの造作家具に木を使っているのはもちろん、白い壁や建具にも、さりげなく木を入れているところがポイント。「ちょっとしたことですが、それが好きな場所になったり、癒されたりします」と話します。木の床はほんとうに気持ちが良いそうで、気がつけば家族は冬でも裸足で過ごしているのだとか。「床が冷たいと感じたことがないんです。素足のほうがやっぱりくつろげますよね」とご主人。

小さな娘さん2人は、ママがおうちでしているお仕事に興味がある年頃。ごはんを作るときは、キッチンに来てお手伝いをしています。4人が立っても狭さを感じない広さがあり、食事の準備はみんなでおしゃべりしながら進めることも。作るところから、家族だんらんの時が始まっています。

家の中ではいつも素足。そのため、奥様はこまめに掃除をするようになり、意識も変わったのだとか。

ご主人の書斎はテイストを変えてスタイリッシュな雰囲気に。ミニカーのコレクションがディスプレイされています。


どこにいても快適な温度を保つ『DECAS』。
電気代を抑えつつ、一年を通して過ごしやすい環境に。

家全体をしっかりと包む断熱性能と、光や風といった自然の力を取り入れて創るDOAの家。「いつでも居心地の良い家にしたい」と考えたMさんは、DOAオリジナルの冷暖房システム『DECAS』を採用しました。天井内に備えたエアコン一台で家全体の冷暖房機能を調整するシステムで、たとえば1階のバスルームにいても2階の寝室にいても、同じ温度を感じることができます。M邸では、エアコンの温度を冬は23℃、夏は26℃程度に設定しています。「細かい設定をしたり、部屋ごとにスイッチを付けたり消したりする手間がないから管理しやすい。それなのに、いつ、どこにいても居心地の良い温度というのがうれしいです。電気代もかなり安く抑えることができていますよ」と奥様。太陽のあたたかさや、通り抜ける風の涼しさ、そして『DECAS』の快適性を感じる住まいです。

エアコンの風を各部屋に送り込む小さな吹き出し口が随所に。どこにいても同じ心地良さがあり、家族が健康に暮らしています。


取材・文 / 竹井奈都美 撮影 / 佐久間正人写真事務所


担当者からひとこと

理想の家の考え方の一つとして「身の丈に合っていて、居心地が良く、好きな雰囲気に囲まれている」という考え方があります。M様の家も、ご夫婦の人柄とどこか似ているような暖かく柔らかなイメージにできたのではないかと思います。庭も含めて、これから時間をかけながら、楽しく家を育てていただければと思います。

一級建築士 荒木 淳一