オーナー様の声OWNER'S VOICE

スキップでつながる日々の暮らし。

VOICE05

M様邸竣工H19.1

スキップでつながる日々の暮らし。

木の温もりがあたたかいリビング。 南側に配した2階のテラスからは、今日も気持ちいい光が差し込んでいる。


立地条件をプラスに変える、日射角を考慮した空間の妙。

郡山駅東に広がる芳賀地区。複合型ショッピングセンターや駅まで徒歩圏内という利便性と静かな住環境が相成るこの場所を選んだMさんご夫妻。「南西に家が建っていたので、陽当たりは大丈夫かな?と不安はありましたが、住んでみたら思っていたよりも明るくて。この間取りで大正解でした」とご主人。

暮らしの中心となるリビング・ダイニングを中2階に配したレイアウトが印象的なMさん邸。1階に玄関と和室、バスルームとコートテラスがあり、中2階からスキップで寝室と子ども部屋がある2階につながります。

限られた土地の中で、冬と夏それぞれの日射角が計算された住まい。道路から見えない場所にテラスを設け、道路側の窓は最低限の大きさに抑えるといった工夫がなされ、角地にありながらプライベートもきちんと確保されています。

奥様の調理動線が考慮されたキッチン。開放的な空間で、作業台をはさんで家族との会話が楽しめる。


料理が得意な奥様にぴったりのサイズでキッチンをオーダーメイド。

仕事仲間や友人、家族を招いてホームパーティを楽しむ機会が多いMさんご夫妻。料理が得意な奥様が腕を振るってもてなす時間は、ふたりにとってライフスタイルの一部となっています。

そのため、キッチンはリビング・ダイニングとつながる場所に設けました。会話ができる場所で調理ができる分、ゲストの目線も気になる場所。

そこで奥様はそこをあえて見せる場所として考え、自分の趣味に合わせてオーダーメイド。木やタイル、レトロな雰囲気のガラスなどを取り入れたセンス溢れるキッチン。作業台や棚の高さや位置は奥様の身長や動線に合わせて使いやすくまとまっています。

キッチン脇の食品庫は子ども用の調理器具や食材が増えても十分対応できた。普段はスライド式扉ですっぽり隠しておける。


息子さんの誕生で、暮らしやすさを改めて実感している。

MさんがD.O.Aを知ったのは、「おもしろい家があるから見に行こう」と誘われた知人からの一言。見学会に何度か足を運んでいるうちに「ここならきっと自分たちの暮らしに合った家を建ててくれる」と感じたそうです。

以前から憧れていたホームプロジェクターも採用し、新しい家での日々を満喫していた頃、元気な男の子が誕生。「息子が生まれて生活が変わりました。だけどこの家は、私達の子育てにもしっかり対応してくれていて、心配やストレスのない毎日です」と奥様。

家事をしながらも目が届くリビングで、もうすぐ2歳になる息子さんが元気いっぱい走りまわっています。フローリングのパインの無垢材はやわらかいから転んでもケガの心配はほとんどありません。

ダイニング脇にある4段の小さな階段も遊び場になっているのだそう。スキップフロアと自然光を意識した空間が、息子さんの好奇心をくすぐっているようです。

愛車を守るビルドインガレージは、雨の日に息子さんを連れて外出する時も濡れずに車に移動できるから安心。



担当者からひとこと

部屋の明るさや日当たりは、家を建てる際に最も気にする部分の一つです。しかし、日照等の要望を100%満たす土地はなかなかありません。そこで、いろいろな条件を加味しながら考えると、Mさん宅のようにリビングをなるべく上階に配置したり、天井付近の高い所から光を入れるような手法で上手くいくケースもあります。完成時に「思っていたより明るいですね」と喜んでいただけたのが印象的でした。

一級建築士 荒木 淳一